そこで、データ量の少ないプランで契約しても、快適にLINEモバイルを使用するために、データ量を増やす方法とデータ量を節約する方法をご紹介します。
目次
データ量を無料で増やす方法
LINEモバイルでは、他のキャリアのスマートフォンとは異なり、データ量を無料で増やす方法があります。それはこちらの2つの方法です。
- 前月の余ったデータ量を繰り越す
- 他のLINEモバイルからデータ量をシェアしてもらう
それでは一つひとつ解説していきましょう。
前月の余った通信量を翌月に繰り越す
LINEモバイルでは、契約プランによって1ヶ月のデータ量が決まっています。しかし前月に契約したデータ量を使い切らずに余ってしまった場合には、残った分が翌月のデータ量に繰り越されます。
例えば、3GBプランで契約していて前月に1GB余った場合には、翌月は4GBのデータ量を使用することが可能になるといった具合です。
ただし繰り越したデータ量の使用期限は1ヶ月となっています。雪だるま式に増えていくわけではないので注意しましょう。
他のLINEモバイルからデータ量をシェアする方法
LINEモバイルでは、他の契約者からLINEアプリを通じてデータ量をシェアしてもらうことができます。LINEモバイルのSIM契約をしている人ならば、家族や友人など誰にでもシェアすることができます。
例えば、自分のデータ量が足りなくなってしまったときに、兄弟や友達から余っているデータ量をシェアしてもらうといった形で使うことができます。
ただし、シェアする際には500MB単位で最大2500MBまでのシェアとなります。さらにシェアしてもらったデータ量の有効期限は1ヶ月です。有効期限を過ぎると消滅してしまうので気をつけましょう。
データ量を有料で増やす方法
データ量を無料で増やす方法を使っても足りなくなってしまった場合には、有料でデータ量を増やす方法もあります。LINEモバイルのデータ量を追加で購入する場合には、以下の3つから選択することになっています。
- 500MB:500円
- 1GB:1000円
- 3GB:3000円
データ量を購入した場合、購入分の追加データ量が消費されるのは、基本契約のデータ量と前月繰り越し分のデータ量を使い切ってからとなります。そのため余分にデータ量を購入してしまわないようにすることをおすすめします。
ただし、データ量を追加購入できるのは、1ヶ月に3回まで、有効期限は翌月末日となっています。できる限り計画的に、有効期限内に使いきれる分だけ購入するようにしましょう。
データ量を節約する方法
LINEモバイルでは、追加でデータ量を購入せずとも、データ量を十分に節約できるようになっています。それはSNSカウントフリーとフリーWi-Fiの活用です。それでは、それぞれ解説していきましょう。
カウントフリー
LINEモバイルの契約プランは、特定のSNSのデータ量が一切かからないプランとなっています。それは、LINEフリープランとコミュニケーションフリープランです。
LINEフリープランの場合は、メッセージや無料通話などのLINEアプリの基本的な機能に伴うデータ量がカウントされません。
コミュニケーションフリープランでは、LINEだけでなく、Twitter、Facebook、Instagramの4つのSNSアプリがカウントフリーとなります。
そのため、実際にデータ量としてカウントされるのは、SNS以外の通信ということになります。
しかし対象SNSから外部リンクにアクセスした場合や、SNS上の画像・動画を閲覧する際にはデータ量がカウントされてしまいます。
またFacebook Liteのような公式アプリではない場合にもデータ量がカウントされますので注意しましょう。
フリーWi-Fiを活用する
LINEモバイルのデータ量を節約するには、無料のWi-Fiを利用することも効果的です。Wi-Fiに接続してしまえば、LINEモバイルのデータ量を使用する必要はありません。無料のWi-Fiを使用できる場所の代表例はこちらです。
- 駅
- 公共施設
- 病院
- カフェ(スターバックスなどのチェーン店)
- コンビニ
- 大学
駅や公共施設の場合には、行政が提供しているフリーWi-Fiが使用できます。Wi-Fi検索をして、該当のWi-Fiを選択するだけで利用が可能です。
病院やカフェの場合には、メールアドレスやパスワード認証によってフリーWi-Fiが利用できるようになります。お店や病院の中にWi-Fiへの接続方法が掲載されているので、それに従いましょう。
コンビニの場合には、セブンスポットなどといったフリーWi-Fiサービスに登録することで使えるようになります。一度登録してしまえば、その後は何度も使えるので、コンビニに訪れた際に登録しておくと良いでしょう。
大学では学内者用のフリーWi-Fiと、学外者も使えるフリーWi-Fiの2つのWi-Fiが提供されています。学内者用のWi-Fiは暗号化されていますが、学外者用のWi-Fiは暗号化されていない場合もあります。個人情報の入力など、重要な通信をする際には使用を避けた方が無難です。
まとめ
LINEモバイルではデータ量を繰り越せたり、友達とシェアできたり、SNSがカウントフリーだったりと、データ量を節約できる仕組みがたくさんあります。
また、街のフリーWi-Fiにアクセスすることで、さらにデータ量を節約することもできます。余ったデータ量とフリーWi-Fiを上手に活用して、快適にLINEモバイルを利用しましょう。