LINEモバイルはグローバルIPアドレスが割り当てられないプライベートIPアドレス割当の格安SIMです。
LINEモバイルのサポートと実際に複数回線のLINEモバイルのスマホに割り当てられているIPアドレスを確認しましたがデータ通信SIMでも音声通話SIMでも割り当てられているIPアドレスはプライベートIPアドレスでした。
LINEモバイルのサポートの回答によると、グローバルIPアドレスを割り当てるプランやオプションを提供する予定はない。とのことでした。
グローバルIPアドレスが使える格安SIMは「OCNモバイルONE」と「インターリンクLTE SIM」「ASAHIネット LTE SIM」の3つです。
目次
LINEモバイルはグローバルIPアドレス割当ではなくプライベートIPアドレス割当
LINEモバイルはほとんどの格安SIMと同様にグローバルIPアドレスの割当ではなく、プライベートIPアドレスの割当です。
- LINEモバイルのdococmo回線のSIMカード: プライベートIPアドレスの割当
- LINEモバイルのSoftBank回線のSIMカード: プライベートIPアドレスの割当
プライベートIPアドレスだからといってインターネットに接続できないわけではなく普通にインターネットやインターネットを使うアプリを利用することができます。
そのためグローバルIPアドレスの消費を節約するためにほとんどの格安SIMではプライベートIPアドレスを割り当てています。
LINEモバイルはグローバルIPアドレスが割り当てられることがある
1ヶ月ほどLINEモバイルから割り振られるIPアドレスを監視した結果、
LINEモバイルが割り当てるIPアドレスはどうやら常にプライベートIPアドレスということではなく、グローバルIPアドレスが不定期に割り当てられることがあることを確認しています。
(ソース: LINEモバイルサービス利用規約 第17条)
Googleリモートを使えばLINEモバイルでもリモート接続ができる
グローバルIPアドレスを持たないLINEモバイルではWindowsのリモートデスクトップ接続を使って外部から自分のパソコン(PC)や自宅のサーバーにリモートで接続することはできません。
しかし、GoogleリモートはプライベートIPアドレスでも外部から自分のパソコン(PC)や自宅のサーバーにリモートでアクセスすることができるのでプライベートIPアドレスが割り当てられるLINEモバイルでも外部から問題なくリモート接続することができます。
グローバルIPアドレスが使える格安SIMのおすすめは「OCNモバイルONE」
LINEモバイルはプライベートIPアドレス割当の格安SIMなのでグローバルIPアドレスが必須のサービスなどは使えません。
グローバルIPアドレスが使える格安SIMは「OCNモバイルONE」と「インターリンクLTE SIM」「ASAHIネット LTE SIM」の3つですが、おすすめは「OCNモバイルONEOCNモバイルONE」です。
- OCNモバイルONE
- インターリンクLTE SIM
- ASAHIネット LTE SIM
OCNモバイルONEはすべてのプランがグローバルIPアドレス割当
OCNモバイルONEはデータ通信専用SIMでもデータ通信(SMS付き)SIMでも、音声通話SIM(データ通信+SMS+音声通話SIM)でもグローバルIPアドレスが割り当てられます。
ただし、動的グローバルIPアドレス割当なので数時間ごとにグローバルIPアドレスが変わりますし、機内モードやスマホの再起動などで回線を切断すると割り当てられているグローバルIPアドレスが変わります。
そのためDDNSなどの変化したグローバルIPアドレスを動的にDNS名にリアルタイムに変換してくれるサービスと併用することが必須になります。
OCNモバイルONEとDDNSの組み合わせで外部からのアクセスを可能にできる
OCNモバイルONEに限らずすべてのグローバルIPアドレスを割り当てる格安SIMは機内モードやスマホの再起動などで回線を切断すると割り当てられているグローバルIPアドレスが変わってしまいます。
それを解決するためには変更されたグローバルIPアドレスをDNS名(yahoo.co.jpやmy-wimax-ip.comなど)にリアルタイムに変換してくれるダイナミックDNS(DDNS)を使うことで解決します。
無料で使えるダイナミックDNS(DDNS)サービスは以下の3つです。
- mydns
- No-IP
- ieServer
この無料で使えるダイナミックDNS(DDNS)とOCNモバイルONEを組み合わせることでグローバルIPアドレスが必要なサービスは完璧に利用することができます。
プライベートIPアドレスが割り当てられる格安SIM(MVNO)一覧
グローバルIPアドレスではなくプライベートIPアドレスが割り当てられる格安SIM(MVNO)は以下のとおりです。
LINEモバイルはグローバルIPアドレスが割り当てられる格安SIM(MVNO)ではありません。
- LINEモバイル
- mineo(マイネオ)
- 楽天モバイル
- UQ モバイル
- IIJ mio
- DMM モバイル
- nuro モバイル
- ビッグローブモバイル
- b-mobile
- LIBMO
グローバルIPアドレスがないと出来ないこと
グローバルIPアドレスでないと出来ないことは任天堂スイッチのDNSエラーを解決できない、ポート開放ができない、外部からリモートデスクトップで接続できない(グーグルリモートなら可能)ができません。
- 任天堂スイッチのDNSエラーを解決できない
- ポート開放ができない
- 外部からリモートデスクトップで接続できない
グローバルIPではないプライベートIPアドレスでも外部からアクセスしない限り特に不便することはないのでほかのことはすべてグローバルIP割当の格安SIMと全く同じように使えます。
LINEモバイルは月額500円だけで使える最安の格安SIM
LINEモバイルは月額500円だけで使える格安SIM最安の月額料金の格安SIMです。
一番安いプランは月額500円だけで利用できるので2台持ちのスマホや子供用スマホ、タブレット用の格安SIMとして爆発的な人気があります。
LINEモバイルにはdocomo回線のSIMとSoftBank回線のSIMがあるのでdocomoやSoftBank、SIMフリーのiPhoneやiPad、AndroidスマホやタブレットでSIMロックを解除しなくてもLINEモバイルのSIMカードを挿すだけでデータ通信(インターネット)や音声通話ができる爆発的な人気のある格安SIMなのです。
LINEモバイルへの乗り換え方法や契約申し込み方法は下記で詳しくまとめていますので参考にしてみてください。