LINEモバイルには、かけ放題があります。具体的には10分以内の通話であれば通話料が無料になる月額880円の「10分かけ放題サービス」がオプションで用意されていて一月単位で付けたり外したりができます。
1回の通話が10分以内であれば回数制限なしに通話料が無料でかけ放題になります。
同じ相手でも10分で1度電話を切ってかけなおしても無料通話が適用されます。また、LINEモバイルは格安SIMで唯一LINEアプリでの音声通話やLINEビデオ通話も何時間使っても完全無料で使い放題の格安SIMなので
LINEアプリで音声通話をしたりビデオ通話をしても使用したデータ量としてカウントされないのでギガが減ったり、速度制限がかかったりすることがありません。
目次
LINEモバイルのかけ放題「10分かけ放題」オプションの特徴と料金
まずはLINEモバイルにはかけ放題として10分以内の電話であれば誰にかけても何回かけても通話料が無料にある「10分電話かけ放題」オプションがあります。
LINEモバイルにはdocomo回線のSIMカードとソフトバンク回線のSIMカードの2つを提供していますが、
このLINEモバイルのかけ放題の「10分電話かけ放題」はオプション扱いで、ソフトバンク回線のSIMカードでもドコモ回線のSIMカードでも月額880円(税抜)の料金になっています。
LINEモバイルのかけ放題と通常の通話料金の違い
サービス | 音声通話SIM | |
---|---|---|
「10分電話かけ放題オプション」 | 「通常の電話」 | |
申し込み | 必要 | 不要 |
月額料金 | 月額880円 | 0円(無料) |
国内通話料 | 定額制
10分以内 0円 10分超過分 10円/30秒 |
従量制 20円/30秒 |
詳細 | 10分電話かけ放題オプションを申し込むことで10分以内の国内通話が回数無制限で利用可能 | LINEモバイルの音声通話SIMを契約していたら誰でも利用可能 |
※表は横スクロールが可能です。
通常080/090での電話番号を使って電話をすると30秒あたり20円の通話料がかかりますが、10分間通話かけ放題オプションを使うと、
1回の通話が10分以内であれば、通話料金は無料の0円となり、かかりません。
10分間を超えた分の通話料金は10円/30秒かかりますので10分以上の通話になりそうな場合は一度電話を切ってかけ直せば10分かけ放題が適用されます。
ほとんどの通話は1回が10分以内に収まるため、それなりに通話を利用する方は大幅に通話料金を節約できます。
LINEモバイルには10分電話かけ放題だけでなく、LINE通話は無料ですしLINE Outもあり通話料が無料になる様々な仕組みが用意されているためそれを上手く利用することで
通話料金を無料にすることが可能です。
LINEモバイルのかけ放題で「10分」を超えた場合は10円/30秒
LINEモバイルの「10分電話かけ放題」オプションは10分以内の通話であれば通話料金が無料になります。
10分間を超えた分の通話料金も優遇されていて普通の電話の半額の10円/30秒で通話をすることができます。通話をする機会が多い人にとっては大きく節約できます。
LINEモバイルで電話を着信した場合は何時間でも通話料は無料
LINEモバイルのスマホやiPhoneから通話を掛ける場合は通常は20円/30秒、「10分電話かけ放題」オプションを使うと10分以内の通話は通話料金無料で10分を超えた分は10円/30秒の通話料金がかかります。
しかしLINEモバイルのスマホやiPhoneに着信した場合は、何時間通話をしても自分に通話料金は一切かかりません。
これは普通の固定電話や大手キャリアのdocomoやau、ソフトバンクの電話と同じで通話料金は電話をかけたほうに通話料がかかるようになっています。
LINEモバイルのかけ放題「10分かけ放題」の5つのメリット
LINEモバイルのかけ放題には5つのメリット(長所)があります。具体的なLINEモバイルの10分かけ放題のメリットは下記の5つです。
- 10分以内の通話であれば回数制限がなく通話料が無料
- LINEモバイルの10分かけ放題は通話品質が良い
- 10分を超えた場合の通話料金が通常の半額
- 「いつでも電話」アプリからかければ連絡先がそのまま使える
- ソフトバンク回線のSIMでもドコモ回線のSIMカードでもかけ放題
10分以内の通話であれば回数制限がなく通話料が無料
LINEモバイルの電話かけ放題オプション「10分電話かけ放題」は回数制限がありません。そのため、誰に何回電話をかけても1回の通話時間が10分以内であれば通話料は回数制限なく無料になります。
10分を超えた場合は、10円/30秒(通常の電話の半額)の通話料金がかかるので10分以内で通話を終わらすかかけ直すことで10分以上の通話でも通話料金を無料にすることができます。
LINEモバイルの10分かけ放題は通話品質が良い
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」の通話は普通の電話回線を使っているのでIP網を使うIP電話のような音声の途切れや遅延(音声の遅れ)などがなくクリアな音質で通話をすることができます。
他の格安SIMのかけ放題はIP電話を使ったものがあり、通話品質が良くないものがありますが、LINEモバイルのかけ放題の通話品質は大手キャリアのdocomo網を使っているのでdocomoと同じ音声通話品質で通話をすることができます。
10分を超えた場合の通話料金が通常の半額
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」は10分以内の通話は通話料金が無料ですが、10分を超えた分でも通常の電話料金である20円/30秒の半額の10円/30秒で通話をすることができます。
10分で切ることができない電話をしてしまった場合でも通話料金を安く抑えることができる仕組みになっています。
「いつでも電話」アプリからかければ連絡先がそのまま使える
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」には「いつでも電話」という名前の専用アプリが用意されていてこのアプリから発信をすれば10分電話かけ放題オプションを有効にするために必要な「0035-45」というプレフィックス番号が付加されます。
この「いつでも電話」アプリはキーパッドで電話番号を入力して電話をかけることもできますし、電話帳(連絡先)アプリに入っている連絡先の情報がそのまま使えるのでわざわざ電話帳(連絡先)アプリから電話番号をコピー(メモ)して使う必要がありません。
ソフトバンク回線のSIMでもドコモ回線のSIMでもかけ放題
LINEモバイルはソフトバンク回線のSIMカードとドコモ回線のSIMカードの2つを提供していて、契約時に自由に選択することができます。
LINEモバイルはどちらの回線を選択しても「音声通話SIM」を選んでいれば「10分電話かけ放題」が使えます。
LINEモバイルのかけ放題アプリのダウンロードとインストール
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」を適用させるための専用アプリである「いつでも電話」はApp StoreやGoogle Playからダウンロードすることができます。
iPhoneやiPadの場合はApp Store、Androidスマホやタブレットの場合は下記のGoogle Playから無料でアプリをダウンロードすることができます。
- iPhoneやiPadの場合:「いつでも電話」アプリのダウンロード
- Androidスマホやタブレットの場合:「いつでも電話」アプリのダウンロード
ダウンロードしたら自動的にインストールされます。
LINEモバイルのかけ放題「10分かけ放題」の4つの注意点
LINEモバイルのかけ放題には4つの注意点があります。具体的なLINEモバイルの10分かけ放題の注意点(デメリット)は下記の4つです。
- 音声通話プランでないと利用できない
- 110番や119番には発信できない
- 0120のフリーダイヤルには発信できない
- LINEモバイルの契約ユーザー以外は使えない
音声通話プランでないと利用できない
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」は音声通話プランでないと利用できません。その理由としては、音声通話網を使ったかけ放題だからです。
データ通信専用プランの場合は、電話をするための通信網がないため「10分電話かけ放題」も利用できません。
データ通信専用プランで音声通話をしたい場合は、「SMARTalk」の通話アプリを使うかLINEの無料音声通話を使うことで通話ができます。
【必見】月額500円だけでネットも電話もできる格安SIMはLINEモバイル
110番や119番の緊急電話には発信できない
LINEモバイルは緊急電話がかけられます。080や090、070で始まる音声通話対応SIMを使っている場合は緊急電話をかけることができますが、電話かけ放題「10分電話かけ放題」を適用させるための専用アプリである「いつでも電話」からは発信できません。
緊急電話は通話料金が無料なので、普通の電話アプリから発信すれば問題なく電話をすることができます。
【重要】LINEモバイルは緊急電話がかけられる格安SIM!詳細
0120のフリーダイヤルには発信できない
LINEモバイルは緊急電話だけでなく、フリーダイヤルにも対応していて通話料無料で利用可能です。
080や090、070で始まる音声通話対応SIMを使っている場合は0120から始まるフリーダイヤルに電話ををかけることができますが、電話かけ放題「10分電話かけ放題」を適用させるための専用アプリである「いつでも電話」からは発信できません。
0120から始まるフリーダイヤは普通の電話アプリから発信すれば問題なく通話料無料で電話をすることができます。
LINEモバイルの契約ユーザー以外は使えない
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションはLINEモバイルの格安SIMの契約者のみが利用できるサービスです。
LINEモバイルを契約するタイミングで電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションに申し込むことが出来ます。
また、既にLINEモバイルを契約している場合でもLINEモバイルのマイページから電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションを追加できます。
LINEモバイルのかけ放題のほうがが得になる通話時間は44分
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションは月額料金が無料ではなく880円なので、かけ放題オプションを使えるかどうか、つけたほうがお得になるのかが気になるかと思います。
結論を先に書くと、LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションをつけた方が得をする人は、月に44分以上の通話をする人と10分以内の通話をよくかける人です。
- 月に44分以上の通話をする
- 10分以内の通話をよくかける
実際に計算してみるとわかりますが、通常の音声通話の通話料金は20秒/30円なので、「10分電話かけ放題」オプション料金の880円を超える通話時間は20円x44分=880円となります。
そのためひと月に44分以上の通話をする人はLINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションをつけた方が月額料金が安くなるのでお得です。
LINEモバイルのかけ放題「10分かけ放題」の契約申込み方法と手順
LINEモバイルの電話かけ放題「10分電話かけ放題」オプションはLINEモバイルの契約申込みのタイミングで同時に契約することができます。また、契約後でもいつでも解約できます。
すでにLINEモバイルを契約している方は、LINEモバイルのマイページから「10分電話かけ放題」オプションを追加できます。追加したオプションが適用されるのは翌月1日からです。
また、LINEモバイルはよく、10分電話かけ放題の月額料金の無料キャンペーンをやるので下記のリンク先でまとめているLINEモバイルの最新キャンペーンで現在無料キャンペーンをやっていないか確認してみてください。
無料期間の終わる月の月末日までにLINEモバイルのマイページから「10分電話かけ放題」オプションを解約すれば完全無料で電話が使えてしまいます。
LINEの音声通話・ビデオ通話は無料で使い放題
LINEモバイルはLINE株式会社が提供している格安SIMなだけあって、LINEアプリでのメッセージのやり取りや音声通話、ビデオ通話がすべて無料で使い放題です。
LINEには無料で使える音声通話とビデオ通話がありますが、何時間利用してもデータ使用量としてカウントされません。
もし契約プランの上限まで高速データ通信を使用していて速度制限がかかっている状態でもLINEモバイルの格安SIMはカウントフリーがあるので
LINEアプリでのメッセージのやり取り(画像や動画も含む)、無料音声通話、ビデオ通話は速度制限の対象外となり通信速度が必要なビデオ通話も快適に使うことができます。
そのため契約しているプランのデータ残量を気にせずに長電話をしてもビデオ通話をしても写真や動画をいくら送り合ってもすべてデータ量としてカウントされません。
LINE Outを使えば格安で音声通話ができる
LINEでも音声通話以外にLINE Outという音声通話ができる仕組みがあります。
LINE Outは簡単に言うとLINEの無料通話でかけられない相手に電話をかける機能です。LINEは無料通話ができますが、固定電話や携帯電話に電話をかける事ができません。
LINE Outには「LINE Out Free」という動画の広告を見ると無料で通話ができるようになる機能もあります。LINE Outでの電話のかけ方は、普通の電話と同じです。ダイヤルパッドに電話番号を入力して、発信ボタンを押すだけで電話をかけることができます。
LINEのアプリから普通の自宅の固定電話やお店に対して電話ができるようになっています。広告を見ることで携帯電話への電話が1分間無料でかけれるようになり、固定電話に対しては3分間電話が無料でかけられるようになります。